2013年09月19日

成長を見守る


最近、お客さま方との話題のひとつに、幼児期の習い事の話しがありました。

小さいうちは自然体験重視と考え伸び伸び子育てをしているママさんですが、周りのママさんたちには様々な考え方があるものだ、というお話しでした。
早く学ぶチャンスを与える方が、子どもの秘めた才能を伸ばすのだから、習い事をさせた方がいいよ、とアドバイスをもらうことがあり、習い事をしないとだめなのかなと少し心配になるそうなのです。

ちょうど同席していた中学生男子のママさんがこんな話しをして下さいました。
中学生になったらそれまでおとなしかった息子さんが突然生徒会に立候補して、周りがみんな驚いたということ。
子どもの変化とか成長とかはある時には来るものなんだなぁと感じ、必要なら変わるし行動を起こすのだと思ったこと。
あまり親が先手先手の準備をしてしまわない方が、子どものそんな自発性や行動力などを育てるのではないかと思う、という話しでした。

子どもが自分で体験を通じて考えたり行動したりすることが大事ではないか、と言うことですね。
その過程で子どもは育つのだから、大人はそこを大事にできると良いね、というようなお話しでした。
また、準備をしてあげていると子どもは与えられたことをするから、受け身になる習慣が付くのではないかとも。

お二人の会話は、まだこれから成長する子どもたちと暮らすママさんならでは。
我が家の子育てはほぼ終盤。育ち上がった結果がそろそろでて来る頃です。(笑)
これからの子どもを育てているって、なんて楽しそう。羨ましい!


私も若い母親だった時には同じように迷ったり、いやこれで大丈夫とおもったりしたものでした。
我が家の小さな教育方針は、知的な学習をする7歳以前にたくさんの本当の体験をさせることでした。
身近な自然があるところに散歩に連れて行くとか簡単なこと。
幼稚園に入ってからは先輩ママの案内で、東京にまだ残る湧き水、ホタルの里山、無農薬のキウイ農園へ。
葛の群生地でツルを取り始め、ママたちがカゴ編みを楽しんだりしたこともありました。
そんな時は子どもたちは年長が小さい子どもたちをまとめて遊んでいました。(いや本当に、子どもだけでも立派に。)

感覚を育てたい。自由に逞しく生きられる精神力を作りたい。ただひたすらそれを願って、様々な体験の場に出掛けました。


娘たち3人がみなお世話になった幼稚園園長の言葉です。
子どもは盆栽のようにあちこちいじるのではなく、伸びて行くふうに育てるのです。
しみじみ、そう思いました。

先ごろ亡くなられたことでニュースになっている、灘中で教鞭を50年間取られた橋本武先生は体験型の授業を独自にされておいででした。(優秀な人たちを世にたくさん送り出し、灘中の東大合格率のUPにも貢献したという話しは有名です。)
中学時代もまだまだ成長過程にあります。体験から実感を掴み、ぐんぐん吸収して行く素直な年代。自分で考えるワクワクの授業は楽しかっただろうと思います。

幼児期ならなおさら。五感全てをフルにつかって生きている時期ですし、その冴え方なんてどの年代もとてもかなわないと思います。
その素敵な時代に、心を豊かに育てられるといいなぁと。


結果は目的じゃなく、自然と現れるものです。
子どもをどうしたいかなんてことは考えず、子どもが自分の人生を楽しく豊かに生きる人になってもらうための教育だと思います。

余談ですが我が家の長女のその後の道は、美術を学びたくて美大に進みました。
卒業したいまは学んだことが仕事になり、モノを生み出す仕事に携わらせていただいているようです。
長女が小さい頃には、この子は絵が好きみたいだから絵画教室にいれて才能を開花させてあげたらいいのに、とアドバイスをいただいたこともありました。
絵画教室には入れることはなく、野山につれだしたり、生のお芝居や音楽を聴かせたりして(これは幸いにも立川子ども劇場のおかげで)、遊んでばかりで育てました。
お教室には通わなくても、娘は美術系の道を行ったのでした。
最後は子どもが選びます。
選べる力だけあれば、あとは一人でやって行ける。大人の役目はその力を育てることかな、と思います。

大人は子どもを前にしたら、豊かな気持ちでいるのが一番。そうは言っても、、、となるでしょうけど、親は修行の道なんです。みんな日々修行。(*^_^*)

まずは焦らずのんびり行くために、わらべうたなんかを歌いながらはいかがでしょう。
パトアシュのわらべうたは、赤ちゃんとお母さんのため。お母さんが楽しんでくれたら、嬉しいなぁ。

絵本も楽しい世界がひろがり、イメージの世界で自由に遊べます。
(*^_^*)
パトアシュでは来月、10月22日(火)の10時30分から、「絵本の時間」を開催します。
JPIC読書アドバイザーの長谷川ひろみさんの、読んだり歌ったりの絵本タイムです。
こちらも子育てママの応援企画ですので、無料で参加いただきたいと考えています。
絵本との出会いのひとつの場になれば嬉しいです。絵本選びに迷う方は色々質問もしてもらうのも良いですね。我が子にはどの絵本が良いですか。なんて、個人的な質問も是非。
パトアシュは本の取り寄せもできますので、ご希望の絵本は後日店頭でお受け取りも可能です。

子育ての機会を与えられたって、すごく素敵なことです。
習い事をしても良いし、しなくても大丈夫。焦ることなく、安心して子育てしましょう。
posted by パトアシュ at 09:10 | 日記